偽造した運転免許証などでクレジットカードを取得し、そのカードで購入したスマホなどの転売を繰り返したとして、福岡県警と愛知県警の合同捜査本部は男12人を詐欺などの疑いで逮捕し、6日に発表した。県警は、男らがグループで役割分担し、空き部屋にクレジットカードなどを届けさせる手口で詐欺事件を繰り返していたとみている。
逮捕されたのは、職業不詳の石川剛樹容疑者(31)=大阪市中央区徳井町2丁目=と、無職の小森優容疑者(28)=愛知県津島市立込町1丁目=ら21~35歳の男12人。組織犯罪捜査課によると、12人は内勤役と外回り役に分かれ、内勤の石川容疑者らが運転免許証や保険証などを偽造。それを使って、銀行口座を開いたりクレジットカードを取得したりし、外回り役がカードでスマホやタブレットを購入して転売していたという。
県警は、偽造した身分証で取…